猛暑日が続きますね。
先日うっかりベランダの長椅子に横になって寝てしまったら、３０分くらいだったのに、体の半分だけ真っ赤に焼けてしまいました。もう昔とは日光の質がちがうのかもしれません。暑い時間の散歩は控えましょう。
さて、今回は血糖値を測定する機械を導入しました。糖尿病で通院される患者さんに朗報です。機械のセンサー部分に血液を滴下すると5秒で結果が出ます。外来でチェックするだけの場合はあっという間に結果が出ますので、待ち時間がほぼ無くなります。
なぜか感染症でもないのに病気の流行りがあって、骨折が続くときもあれば、子宮蓄膿症が続いたり、尿管結石が続いたり、リンパ腫が続いたり、そして最近では犬も猫も糖尿病の患者さんが多く通院されています。
糖尿病の原因はいくつかありますが、一度なってしまうと毎日インスリン注射をしなくてはいけません。大変ですよね。防げない自然発生的な原因であれば仕方ないですが、肥満は一つの原因ですので、適正体重を維持できるように注意しましょう。また猫ではアミロイドというタンパクが膵島に蓄積して起こることもあります。正確にわかってはいませんが、肝臓にアミロイドが蓄積する患者さんでは、歯肉口内炎が重度であることが多いように感じますので、歯肉口内炎の管理をしておくことは膵島へのアミロイドの蓄積を予防できるかもしれません。日常の歯磨きは健康の基本なのかもしれません。
元気が一番ですね。
