みやま犬猫病院

みやま犬猫病院は、群馬県前橋市にある
犬・猫の全科診療動物病院です。

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スタッフ紹介

犬の膀胱移行上皮癌

2018.10.27
12歳のシーズーの男の子が、食欲廃絶で来院されました。
色々と調べていった結果、膀胱の移行上皮癌であることがわかりました。
その癌により血液の性状が悪化していたのでした。
膀胱は左右の腎臓で作られた尿が、尿管を通ってたどりつき、排尿されるまで貯められる重要な臓器です。
今回のワンちゃんは、当院で調べた時には既に膀胱全体に癌が広がっていました。
不幸中の幸い、全身の検査をしましたが、癌は全身には広がっていませんでした。
ただ、移行上皮癌の特徴として、肺や骨などに遠隔転移しやすく、さらに膀胱内の別の領域やお隣の前立腺にも転移・浸潤しやすいという性質をもっています。
どうしたらよいか?手術をしたほうがいいのか?手術ならどんな手術なのか?抗癌剤のほうが良いのか?抗癌剤ならどんな種類を使うのか?それぞれの治療方法でどのくらい生きることができるのか?癌の教科書の内容に加えて、ここ10年ほどの新しいデータを調べ上げてまとめ、飼い主さんに提示し、各治療法の予後と、メリット・デメリットを説明しました。その結果、手術+抗癌剤を御希望されました。手術は『膀胱尿道全摘出術』を行いました。長い手術時間が予測されたため、休診日の水曜日の朝から開始しました。
長時間の手術となりましたが、大きなトラブルもなく、無事終わりました。
侵襲の強い手術をしたので術後数日はしょんぼり静かにしているのかな、と思いましたが、術後2日目にはご飯を完食し、元気いっぱいになりました。
とにかく1日でも長く元気でいてもらえるようにサポートしていきたいと思います。

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