日本で初の小動物腫瘍専門誌である「小動物腫瘍臨床 Joncol(Japanese Journal of Veterinary Clinical Oncology)」の『犬の軟部組織肉腫のサージカルマージン:病理学的視点』という病理の先生が執筆された中に提供をしました。
手術中の癌の摘出方法の写真です。
犬や猫の高齢化に伴い、癌は非常に多くみられるようになりました。
そして、治療方法も分子標的薬といった特殊な抗がん剤が使われるようになったり、
犬猫でも放射線治療ができる施設が増えたりと、選択肢が多くなってきましたが、
未だに多くの癌において、根治に導ける可能性が高いのは1回の手術です。
手術は麻酔下で行いますし、切ったり縫ったりと、あまり印象の良いものではないかもしれませんが、飼い主様がご希望された時に、安全に適切な手術が行えるように今後も日々研鑚して参ります。