真夏から梅雨に戻ったような、不安定な時期ですが、もうすぐ8月です。
日本気象協会の発表では、8月は平年と同様に晴れの日が多くなるようです。
暑くなると多いのが『熱中症』です。
熱中症とは、高温環境下で生ずる急性疾患を言います。細かい分類がありますが、
日射病(=熱射病)も、熱中症の分類のひとつです。
犬や猫は、ペットとして生活している以上、自分たちの意思でエアコンを入れたり、窓を開けたり、ドアを開けて別の部屋へ移動したりできません。ゲリラ豪雨による停電後に、切れたエアコンを入れなおすこともできません。
また、高温時のお散歩では、動物は熱くなったアスファルトなどのすぐ近くを歩きます。
そのため地面からの熱の照り返しによる高温環境下でお散歩していることになりますので非常に危険です。一緒に散歩していても、人間よりも暑く感じているのです。
お散歩は涼しくなってから、または熱帯夜であれば、おしっことうんちだけすませて帰るなど、工夫しましょう。また十分な水分補給も心がけましょう。
熱中症は、様子を見すぎると非常に危険です。亡くなる可能性がある病気です。
息が荒くなるのが初期症状であることが多いですが、『何かヘン』と思ったら、病院を受診しましょう。